播磨屋ステーション・京都パレスサイド店

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2008年11月23日、京都御所下立売御門前にオープンした
「播磨屋ステーション・京都パレスサイド店」。
おかき、お煎餅の老舗「播磨屋」がはじめたフリーカフェのチェーン店で
現在精力的に全国展開中の店舗の中、第1号店である福岡店についで2店舗目。

実はここ、私の通勤路にあたるのでオープン当初からその存在は知っていたものの
「フリーカフェ」というのが逆に入りづらいのと、また京都の中では上品な地域に
あるとはいえ、ホームレスの溜まり場になってるんじゃないか?という危惧もあり
今まであえてスルーしてきた。

しかしネットで創業経営者、播磨屋助次郎氏の発する怪電波、いえ、「メッセージ」の
数々を知るにつけ、俄かにむくむくと興味が湧いてきて、オープンから1年半、
とうとう足を向けてみた。

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シックでスタイリッシュな外観同様、内部もとてもきれい。
文字通りの「フリーカフェ」で、セルフコーナーに置いてあるおかき、お煎餅、
ドリンク各種はすべてフリー。

ドリンクは飲み放題で、常時6種類ぐらい置いてあるおかきは一皿につき各1種を
1回のみ取ることが出来、おかわりは不可(以前は一皿に好きなだけ乗せることが
出来たらしいが、そうすると「詰め放題」よろしくピラミッドのように積み上げる
客が続出したため、そのような決まりごとが最近できたようだ)。
また、カフェ利用は「1日1回」という決まりも出来ている。

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やはりこのような形態のカフェの現場運営はさぞ苦労が絶えないのだろう。
お客さんは大体ご近所のマダムとか子供づれの若いお母さん、そして私のように
仕事帰りにちょっと一服、という近所のリーマン中心だけど、やはり見るからに
ホームレスのような人の姿もちらほら。
そのせいかスタッフにも笑顔は少なく、けっこうピリピリモード。

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さてこちらがフリードリンクとおかき6種。
ドリンクはコーヒー、紅茶、ほうじ茶、オレンジジュースなど。
ぶっちゃけコーヒーは「ワザとか…?」と思うほど不味いです(笑
でも画像の「つぶつぶオレンジ」は結構美味しい。
おかき、お煎餅は播磨屋の代表作を取り揃えてあり日々すこしづつ
ラインナップが変えてあるみたい。

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この日は「御やきもち」「朝日あげ」「はりま焼」「助次郎」
「おかき皇(おう)」「童げんこつ」の6種。
さすがにどれを食べても美味しい!!
そして小皿にひと盛りはけっこう小腹にききます。

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運良く窓際の席に座ることが出来れば、目の前に御所の緑が見渡せて
素晴らしいロケーション。
店内の雰囲気も全体的にはまったりしていて、当初心配したような
人間のあさましさを見せ付けられるようなトラブルもなく、まずは一安心。

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しかしそんな一見平穏そうな店内を見渡すと、実に怪しげな横断幕が。
そう、それこそが播磨屋助次郎からのメッセージなのであった。
3行目がとくにすごい。

そもそも助次郎がこのフリーカフェを立ち上げた運営目的はふたつあり、
ひとつは多くの若い世代の人々におかき、お煎餅の美味しさをPRすること、
そしてもうひとつが独自の理念に基づいた怪電波の発信…もとい、

「地球環境問題の重大性や緊急性を正しく伝え、あわせてその抜本的完全解決策が
現に実在することと、そのリアルタイムな進捗状況を広報することです」

これだけ読むと、さすがエクセレントカンパニー、高邁な理想のもとに
運営しているのだ、とほんの一瞬思えるが、いかんせんその理論があまりにも
凄まじくぶっ壊れすぎてて支離滅裂。
どれほどのものか確認されたい方は今すぐ播磨屋HPへGO⇒

せっかくおかき美味しいのに、こんなへんな電波文がくっついてきちゃ
よほどギャグがわかる相手でない限り贈答品にも出来ないわ
(注;贈答用には電波文は入らないとの噂も)。
いくら創業経営者とはいえここまで企業を私物化してエエのか?

おそらく助次郎はもう相当な爺さんで、そんなに先も長くないので
会社側も好きにやらせてるのかなぁ、と思いきや…
助次郎、デヴィッド・ボウイとかと同年代らしい(;゚Д゚)

現在、全国に7店舗展開中(東京x2、大阪、京都、神戸、福岡、名古屋)。
ここでしか買えないお買い得商品もあり、京都の新たなる珍名所として?
一度覗いてみるのも楽しいかと。

「播磨屋ステーション 京都パレスサイド店」
京都市上京区烏丸通椹木町上る堀松町412

※2012年追記;
現在、おかきの無料サービスは廃止されています

本当に不味いラーメン屋

職場のY氏と昨年末になんとなくノリで発足した部活。
「京都まずいもん部」。
当面の活動は「ラーメン食べ歩き」である。
「本当にまずいもの」というのはあまり人の口の端に
のぼることはない。ネットにも本当のことを直裁に書く人は少ない。
それに、まずい店というのは大体すぐ潰れてしまうので
うまく巡り当たる確立自体少ないのだ。

しかしラーメンというのはとかく当たり外れの多い食品である。
以前はよかったが経営が変わったり店舗拡張とともに味が落ちたという
話をよく聞く。
また、庶民的であると同時にある種マニアックな食べ物であるため
各自の「こだわりどころ」によって賛否が大きく分かれる。
なので「大はずれ」(まずいもん部的には「大当たり」)する確立が
高いのである。

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画像のラーメン。
結構旨そうに見えるでしょ。
つくづく写真というものは真実を何も伝えないものだ。
この店は、京都では「背脂ラーメンの老舗」ということで
つとに有名。修学旅行で必ずコースに入っている某寺院のバス停前にあるアノ店だ。

店の外に漂ってくる猛烈な獣臭。住宅街だったら近隣からの苦情殺到で
間違いなく立ち退きを余儀なくされたであろう。
逡巡する気持ちを克己し、いざ突入。

テーブル席がふたつほどとカウンターだけの狭い店内は
夕飯時も近いというのに閑散としており、我々の他はアベックが1組、
黙々と麺をすすっていた。

店内にくまなく立ち込める獣臭に思わずえずきそうになるが、
「いや、ニオイはものすごいが、もしかしたら旨いのではないか」
そうだ、あの「ドリアン」だって、においこそウ○コだが、
食べると美味しいって言うではないか、と半ば無理矢理
自分に言い聞かせ、再び萎える気持ちを克己する。
そしてついにやってきた画像の「醤油ラーメン」。

スープの表面にはギトギトの背脂がびっしり。
取り忘れたアクが全体を覆っているような見た目に一気に食欲減退。
それでも意を決して一口麺をすする。
「あ…意外とさっぱりしてる」とY氏。
「うん…」と言いかけて3秒後。

ま ず い

麺自体は、可もなく不可もなく。
しかし湯切りが甘い。カウンターの向こうで、いかにもパフォーマンスちっくな
「湯切りポーズ」をしていたくせに、上手く切れていない。
そしてスープがぬるい。
いや、これはスープというより「単なるあぶら」だ。
その「ぬるいあぶら」が麺にもチャーシューにもぎっとりと
まとわりついており、胸が悪くなる。
私は3口ほどでギブアップ。
しかしツワモノY氏は見事完食。私が残した分まで食べてくれた。
さすがラーメン部長。

店を出た瞬間思わず「おえ~っ」と声に出た。ここまでまずいとは想定外。
もちろんこれは「まずいもん部」的には大当たり、
パーフェクトなまずさである。記念すべき第1回部活としては完璧に大成功だ。

しかし何故この店が「老舗」として成立しているのか、そして雑誌でも
ネットでも概ね好評なのはどういうことなのか。
そこに不条理を感じてやまない。
東京銀座の一等地に支店まで出しているというではないか。テロだ。
死ね死ね団の仕業なのか。

あとから調べたら我々が行ったこの店は2号店で、目と鼻の先に本店がある。
本店のほうはマシなのだろうか。
こんな近所にある本店と支店でそこまで味が違うとは考えにくいが
なんか支店のほうは「お家騒動」で独立した店なので味も本店とは
雲泥の差ということらしい。

そして本店の方も昔と比べればかなり味は落ちているということだが
当分の間、確認に行く元気はありません。
プロフィール

YUKI

Author:YUKI
京の安旨グルメを求め都大路を縦横無尽。おいしいものならジャンルは問わず。最近は焼き菓子多め。得意エリアは西陣あたり。

基本は個人の備忘録ですが嗜好や価値観の合う方のお役に立てれば幸いです♡
評価はあくまでも私的感想ですのでご参考程度に。

★なお、お店の情報は掲載当時とは変わっている場合がありますので(所在地、料金、定休日、営業時間など)必ずご自身で最新情報を確認された上でお出かけくださいね♡

素敵なお店と、素敵な皆さんのご縁を結べますように♪

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