「聚洸(じゅこう)」のわらびもち

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先日「イノクマカフェ」の帰りにこちらのお店に寄ったものの
例によって完売御礼~。
よほどの運がない限り当日分にはありつけませんね。

で、その時予約したものを後日引取りに伺いました。

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水無月撃沈!だかしかし…

気がつけばあっという間に6月も終わり…
そして俄かに今年はまだ「あれ」を食べていないことに気づき

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やって来ました「聚洸(じゅこう)」さん。
お、珍しく「本日は予約のみ…」の張り紙がない!

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しっとりと落ち着いた店内は相変わらず。
すぐにご主人が顔を出してくださり、つづいて可愛い奥さんも
笑顔でお出迎えしてくれました。

しかし私が「水無月の予約がしたいんですが~」というなり
ご主人は申し訳なさそうな表情に変わり「すいません…水無月は
29、30日のみの販売で、両日とも予約がたてこんでおりまして…」

…ガーーーン… 

昨年コメントで教えていただいて、この季節を待っていたというのに
今年もあえなく撃沈。
まぁボヤボヤしてた自分が悪いのだし、半ば無理と諦めてはいましたが
改めて人気のすごさを実感しました。
それにしても皆さん、美味しいものをよう知ってはるねぇ。

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しかし神は我を見捨てず!
期待通り、店内には上生がいくつか待っててくれましたよ~

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「水無月は来年の楽しみにします!」とお礼を言ってお店を後にし

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持ち帰った面々はこちら~♪

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この季節にふさわしい「青梅」
ショーケース越しに見たときはてっきり「こなし」だと思っていたので
持ち上げてみてビックリ、ふわんふわんのマシュマロのよう!

博多の「鶴乃子」のようなメレンゲ菓子です。
「鶴乃子」よりもさらに柔らかく繊細で、口に入れた瞬間に
しゅわわんと淡雪のように消えてなくなります。
そして中には上品な白餡が。

あまりにも柔らかいので断面撮影は不可能でした。
糸で切ればよかったかも。

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そしてこちらもこの季節にぴったりのあじさいきんとん
「七変化」。

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寄って~
何て繊細な、水彩画のような色あわせ。
このお店のお菓子はご覧のように、しっかりしたシートに
包まれるようにしてあるので、お皿に移すときも
シートごと移動でき、型崩れしない親切なつくりです。

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オープン!
きんとんも漉し餡もとても滑らかで極上の口当たり。
この繊細な見た目から、甘さ控えめ系を想像してたら
意外やしっかり甘いのです。

現在は閉鎖された某和菓子サイト様で「チャーミングな甘さ」と
書いてあったことを思い出しました。

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そして何と言っても今回特筆すべきはわらびもち!!

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柔らかさが、断面図から伝わるでしょうか?
ここまで柔らかなわらびもちは初めて食べました。
まさに「とぅるりんとぅろりん」の極み!!

あまりにも柔らかいので自分の重さで横伸びになってるんですが
そこがまた何とも美味しそうで!

もちろん、見た目に違わず食感も極上。
ふるふると滴るような、ひんやりと喉を潤す流麗さ。
水無月にフラれたこともたちまち帳消しにしてしまう美味しさでした。
残っていたのを全部買ってこなかったことを後悔したほど(笑

こちらのサイトで、店主の高家さんがわらびもちや店名の由来について
語っておられます⇒

やはり「聚」の文字はご実家への思いからつけられたのですね。
晴明神社で命名、というのがいかにも西陣の方らしくて素敵ですね~

「聚洸(じゅこう)」
京都市上京区大宮寺之内上ル
10:00~17:00
水・日・祝定休

茶寮宝泉のわらびもち

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下鴨のあずき処「宝泉堂」が築80年の数寄屋造りの邸宅を買い取り、
甘味処として再生した「茶寮・宝泉」(↑画像クリックで拡大)。
北大路の「かごのや」の前の通りをを南に下がった住宅街に位置します。
大通りから外れたわかりにくい場所にもかかわらず、土日にはかなり混雑する模様。

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白暖簾をくくり、美しく手入れされた庭を右手に見やりながら、格子戸を開けます。
玄関にはこのように舞妓、芸妓さんの団扇が飾られ、右手側がお座敷、
左手側がテーブル席と持ち帰り用和菓子の販売コーナー。
小さな子供連れのお客はテーブル席のほうへ通されます。

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靴を脱ぎ、右手側の窓一面に広がる庭を眺めながら座敷へ。
入ってすぐの間が小さな茶室、奥の間がふたつの部屋をぶち抜いたかたちの
広間になっています。欄間が美しい!
土曜日で混むだろうと早い時間に行きましたがすでに先客数名。

テーブルはすべて二人用の小さく細い長机。カップル仕様ですね。
実際居合わせたお客の8割が若いカップルさんでした。
デートスポットしても定着しているのでしょうか。

生成の座布団もカジュアル感があって可愛らしいです。
広々とした部屋に、隣席との距離をとって机が配置されているので
とてもゆったり寛げます。

座敷の南北両側がお庭になっているのでどの席に座っても
きれいなけしきが楽しめます。小さいけれど石庭もあり。

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席に着くと、まず見本の和菓子がお皿に盛られて机に置かれます。
どれも美味しそ~

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そして冷たいほうじ茶とともにこのお店の名物「しぼり豆」がつき出しで。
これが美味しい!

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季節の上生も美味しそうでしたが、こちらに来たからにはやはりこれを。
本わらび粉100%の「わらびもち」(クリックで拡大)
注文してから作られるので15分ほどかかりますが、先ほどのしぼり豆を
つまみながら庭を眺めているうちに、あっという間にやってきます。

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寄って~(クリックで拡大)
冷水から引き上げられたばかりのわらびは清らかな水をたっぷりと纏って
何とも官能的なすがた。まるで黒曜石のよう。
しみじみと眺めていたいところですが、何せ賞味期限20分!ということ。
早めにいただかなければ。

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黒蜜が添えられますが「甘味がついているので一口目はそのままで」と勧められます。
仰せに従い、細く尖った箸でわらびをつまみあげ一口頬張りますと、
もちっとした弾力に驚き!
よく見るとわらび内部にたくさんの小さな気泡が確認できます。これが弾力の秘密?
もっちりしているのに食感はあくまでも軽やかで、つるりと喉を通ります。

甘味は非常にさっぱりしているので黒蜜を投入。黒蜜もさらさらして、あっさり目です。
この漆黒の姿は黒糖が練りこまれているのかと思いきや、本わらび100%の証なのだとか。

私はどちらかというと、弾力系のわらびもちより羽二重のように
儚げな柔らかさを感じるもののほうが好みなんですが、
それでも十二分に美味でした!
でも実は、じっくり味わう前になくなっちゃったんだけどね(^_^;

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こちら相方さんが見本の中から注文した上生。銘は「清滝」
目にも涼しげな夏の上生です。

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表面はこなし。中は白餡ベースで外郎のようなねっちりとした食感でした。
白小豆でしょうか?さっぱりと上品な甘さがいかにも夏にふさわしい和菓子。
表面全体に線がほどこされ、氷餅をあしらい清流と水しぶきを表現しているようです。

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お店に到着してすぐ、この夏恒例のゲリラ豪雨が。
雷まで鳴り出したのでしばし足止めとなりました。
でもこんなお天気でも客足は引きもきらないところが流石というか。

しかし猛烈な雷雨すら、このような空間の中ではきわめて風流なものでした。

「茶寮宝泉(さりょうほうせん)」
京都市左京区下鴨西高木町25
HP⇒

京都駅にも支店があるにはありますが、わらびもちは本店でしかいただけません。

追記;
この後お昼を食べに新大宮の「中華のサカイ」へ行ったのですが、
なんとなんと我々が食事をして帰ったすぐ後に、上洛中のhayateさんご夫妻が
冷麺食べにいらしたとか!
ひゃ~、凄いニアミス、お会いしたかったなぁ!

「月餅屋直正」のわらびもち

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「ブション」でランチ後は三条木屋町の「月餅屋直正」さんへ。
学生時代から大のお気に入りの和菓子屋さんです。
小さくて気取りのないお店で和菓子も安価ですが
何気に創業200年の超老舗。

管理人のイチオシは「紫蘇餅」ですがこの季節はやはり「わらびもち」を。
昔は遅い時間でも普通に買えたのですが、このところ雑誌などの影響か
2時くらいには完売ということも。

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わらびもちは1個190円。
以前は取られませんでしたが今は箱代が50円かかります。
「箱は再利用(持参)可」とありましたが、衛生的にちょっとどうか。
マイ箱持参で行ったらひんしゅくかな(^_^;

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ひとつは持ち帰ってすぐ食し、残りは夜まで冷蔵庫に。

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とても柔らかくてふるふるなので、そ~っとそ~っとお皿に移しましたが
やっぱり箸の後がくっきりと。
お店の奥さんはどのような魔法で箱づめしているのでしょうか。

このお店のわらびもちは漉し餡入り。
というよりほとんどが漉し餡です。きれいな藤色をした滑らかな餡が
うっすらとわらびを纏っています。

わらび部分は薄いけれど弾力はかなりのもので、くろもじを入れても
なかなかすんなりとは切れません。そして一口食べて「おぉっ」と声が。
滑らかに練られた餡とわらびの柔らかい感触が見事に調和して一体になり
まさにとろけんばかりの美味しさ。
気軽なおやつでありながら、どんな上生よりも流麗な味わいのある
わらびもち。本当に日本人に生まれてヨカッタ♡♡

「月餅屋直正」
京都市中京区三条木屋町上がる上大阪町530-1
木曜定休

竹路庵・抹茶わらびもち

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わらびもちというと「夏のひんやりデザート」のイメージですが
本来は早春から初夏にかけての和菓子だそうです。
その季節限定で販売している老舗も多いようですが、
もちろん通年販売しているお店もけっこうあります。

「竹路庵」のわらびもちは今回が2度目のご紹介。
京都駅の地下鉄改札横に出店しているのを見かけ、
思わず購入。博多のホテルでおやつにいただきました。

相変らずふっくら、もっちもちのボリューム感は京都一!
一切れも大きいので、1個食べるとかなりお腹がふくれます。
個人的な好みから言えば、抹茶風味がすこし強いような気がするので
やはりノーマルのほうが好みかな~
プロフィール

YUKI

Author:YUKI
京の安旨グルメを求め都大路を縦横無尽。おいしいものならジャンルは問わず。最近は焼き菓子多め。得意エリアは西陣あたり。

基本は個人の備忘録ですが嗜好や価値観の合う方のお役に立てれば幸いです♡
評価はあくまでも私的感想ですのでご参考程度に。

★なお、お店の情報は掲載当時とは変わっている場合がありますので(所在地、料金、定休日、営業時間など)必ずご自身で最新情報を確認された上でお出かけくださいね♡

素敵なお店と、素敵な皆さんのご縁を結べますように♪

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