「maman et fille(マモン・エ・フィーユ)」
2016.01.06(Wed)

あらためまして、新年あけましておめでとうございます!
新年第一弾はやはりこちらのお店から。
毎週日曜日、一乗寺の「焼肉屋いちなん」で開催される
「maman et fille(マモン・エ・フィーユ)」いちなんマルシェ!

実は「いちなんマルシェ」は一月いっぱいお休みなのです。
今回の更新は昨年クリスマスシーズンのもの。
2年越しの熟成記事です(笑)

店内はクリスマスムード一色!
シュトーレンはもちろん、この時期限定の「もみの木の蜂蜜ギャレット」も登場。

抜かりなくゲットしたタルトモンブランにキャロットケーキ。
この後ギャレットも追加~

いつもお会いする常連さんとお喋りを楽しみつつ長めのコーヒータイム♪

この日はオープンからずっとお客さんは引きもきらず、電話も常に鳴り止むことなく
お喋りに興じているうちに気がつけばショーケースはこんな状態に。
かなり遠方からのお客さんも来られていました。

こちらも…(^_^;このあとのお客さんの落胆の涙が眼に浮かぶ。

さて、持ち帰りし戦利品は!

「タルトモンブラン」
前の週にタッチの差で涙を飲んだリヴェンジ叶ったり!(笑)
激混みのバスの中で崩れないよう死守しながら持ち帰りました。

滑らかに舌にまとわりつくモンブランクリームの濃厚なコク、
ふわりと軽やかで生乳感たっぷりの甘くない生クリーム、
そしてアーモンドの風味豊かなダマンドの三位一体感が素晴らしい!
断面図はありませんが、たっぷりの生クリームの中には
大きな栗の渋皮煮がまるまる1個半ごろん!

「キャロットケーキ」
こちらは春以来久々の登場ですね。

マモンには珍しい?アメリカンタイプのケーキです。
すっきりとしたキレとコクを併せ持つオイルケーキ!

アメリカンケーキとはいえそこはマモンのお菓子!それは手の込んだ作りなのです。
「九鬼の太白胡麻油」が使用されたケーキにはオイル特有の重さがなく、しっとりと軽やか。
ホールのナツメグの削りたてとシナモンをブレンド、刻んだクルミとピーカンナッツが混ぜ込まれ
発酵バターとフランス産クリームチーズで作ったフロスティングで仕上げ。

とてもナッティーな仕上がりで食べやすく、油断すると一瞬でなくなっちゃいます(笑)
そしてあとにはリッチな余韻が口の中に長く留まり…
次回いただけるのはいつかな♪

「もみの木蜂蜜のギャレット」

卵黄、砂糖、小麦粉、有塩バター、もみの木の蜂蜜、無花果のコンフィチュール、
カルダモン、ジンジャー、ナツメグ

ガレット・ブルトンヌのノエル仕様といった感じでしょうか。
発酵バターの風味豊かなギャレットがノエルらしいスパイシーな香りをまとい
がっつりと焼きこまれた生地の香ばしさ、強火を通されねっちりとヌガー状になった
無花果コンフィチュールの存在感!
このコンフィチュールからスパイスが香り立つ仕掛けがしてあるそうですよ♪

もみの木の蜂蜜は「ちょっとクセのある風味が強い蜂蜜」とマモンブログにありますが
独特のほろ苦さは素晴らしく好み!
このギャレットに関してはとても素敵な逸話がマモンブログでご覧になれますので是非♪
更新は今年もゆっくりですが、その分一記事一記事
「濃ゆい」内容でお届けできたらと思っています(笑)
どうぞ今年もまたりとゆるくお付き合いいただければ♪
「マモン・エ・フィーユ」
京都市左京区一乗寺北大丸町51
焼肉屋「いちなん」店内
10:00~16:00まで 日曜日のみ営業
HP